先週のむじゃき 20150817~20150823
忙しいと書いて、悔しいと読む。
時間は作れたはずなのに、自分に対する甘さが露呈してしまった1週間。。
やらねば生まれないやる気を生み出さなければ。。
一歩ずつしか前に進めないから、ちゃんと一歩進もう。
月曜日:先週のむじゃき 20150810~20150816
http://taroimo999.hatenablog.com/entry/2015/08/18/223000
⇒先週の更新ミスが精神的な甘さを生んだのかもしれない。
毎日更新することが目的ではあったものの、それが最優先とは限らない。
火曜日:書き出し.me:「さぁ、お前の罪を数えろ!」
http://taroimo999.hatenablog.com/entry/2015/08/18/230000
⇒もうすでにこの時点で更新に無理が生じ始めている。。
中途半端過ぎる。。うおお。。。
水曜日:ボードゲームプレイリスト「1人用ボードゲーム」
http://taroimo999.hatenablog.com/entry/2015/08/19/233000
⇒先週の更新で唯一まともだった。
1人用のボードゲームってたぶん探せばいろいろあると思うが、
多人数用のボードゲームを1人で遊ぶのだっていいと思う。
それもボードゲームの楽しみ方の1つだ。
木曜日:更新なし・・・
⇒仕事の忙しさって、とても便利な言い訳だと思った。
金曜日:更新なし・・・
⇒やる気がないって、とても魅力的な言い訳だと思った。
土曜日:更新なし・・・
⇒朝から晩まで働くことは事前にわかっていたので、ちゃんと書き溜めるなりすればいいという話だぞ、私!
日曜日:更新なし・・・
⇒ゲームマーケット2015秋に向けてのゲームをテストプレイした。
フルボッコになりながらも改善点はたくさん見つかったので、とても有意義なテストプレイでした。
また今週末に自分主催のボードゲーム会兼テストプレイ会があるので、そこまでに改良版を作りたい。
先週のTwitterお気に入り
便利
文科省が密かに出してる「一家に1枚シリーズ」が良いhttp://t.co/8cXuKen4wc
こーゆーのが家に貼ってあるだけで、子供が持つ科学への心理的ハードルを下げられるんだよね。
不明点を調べるよう誘導出来れば天才が育つ。 pic.twitter.com/cnPqP2HG9S
— どーも僕です。(秋山宏次郎) (@domoboku) 2015, 8月 18
⇒すごい! 結構内容が緻密なので、大人が読んでも楽しい!
わゎゎゎゎ!
『伊藤計劃トリビュート』その厚み、3cm…!
8作家による超巨大書下ろしアンソロジー。明日、早川書房より発売。
#PJ_Itoh pic.twitter.com/cUq2JzX5Le
— Project-Itoh 公式 (@PJ_Itoh) 2015, 8月 20
⇒これは、殴って人が殺せるサイズやー
言葉
これ2chでみつけたけど、なるほどなと思いました。
・バレて困るのがパクリ
・バレると嬉しいのがオマージュ
・バレないと困るのがパロディー
— Terry (@telsaku) 2015, 8月 19
⇒なるほど!!
自分の長所が分かりません、というリプライを頂いたのだが、それは自信を無くしすぎ。絶対に長所はあるよ。僕にも、自分のことがダメ人間で長所に目を向けるどころではないぐらい魂を失いそうになっていたことありました。でもね、やっぱり自分にもいいとこありました。何度も言うけど、長所は必ずある
— 小池一夫 (@koikekazuo) 2015, 8月 20
⇒私の長所は、推理力とパシリ力?
知らない相手を格下と思ったり事故ったとか思ってる時点で完全に天狗だし、世の中どこにでも強いやつは居る。世界の広さを知れば知るほど人間は謙虚になっていくもんだと思うんだよなぁ…。
— 伝説のオタク (@den_ta9) 2015, 8月 20
⇒自分が準備をしているように相手も準備をしている。自分が練習しているように相手も練習している。
侮らない。おごらない。大事。
ボードゲーム
ボードゲームは「負ける悔しさ」より「勝つ楽しさ」や「ルール内で考える楽しさ」を感じてほしいと考えながらやってる。はじめてやるゲームで要領を得ないまま大敗すると大概の人は「このゲームは面白くなかった」と記憶に残ってしまうのではなかろうか。
— code1484_kmr (@code1484) 2015, 8月 20
⇒大学時代のとある人のボードゲーム格言「勝てば楽しいし、負ければつまらない」
極論だが、少しばかり真理を感じる。
ゲームマーケット2015秋関連
明日(8月25日)開催です!
『ゲームマーケット』公式サイト
スイッチゲーム会「ゲームマーケット大賞 候補作35作品を一挙集合」
日時:8月25日(火) 18:30~20:30
場所:R&Rステーション 秋葉原店
参加費:300円
http://t.co/BkkMwuQsCD
— ゲームマーケット (@GameMarket_) 2015, 8月 24
⇒ゲームマーケット大賞の発表っていつなのだろう?
【再掲】ゲムマ頒布作品を自由に宣伝できるゲムマ配信会 2015/11/14(土)に今回もやりますよー。皆様是非頒布作の宣伝にお使いください。 #ゲムマ #Boardgamejp #ボードゲーム #ゲムマ配信会 http://t.co/JShECOWrP1
— 風船 (@huusen1203) 2015, 8月 21
⇒参加してみたいなー
11月21日(土)、ゲームマーケット2015秋の前日に、第8回ゲームマーケット前日ゲーム会を開催することが決まりました。本日、会場となるイエローサブマリン秋葉原RPGショップさんで予約をしてきました。取り急ぎご報告になります。よろしくお願いします。
— まこ (@macogame) 2015, 8月 21
⇒参加せねば!
GM前日ゲーム会をイエサブさんでするのはもう1つ理由があって、それはイエサブさんがインディーズのアナログゲームの流通にご理解があり、店内に国内随一のインディーズゲームの売り場があること。なので、ゲーム製作者の方はぜひイエサブの担当さんともお話してみるといいです。
— まこ (@macogame) 2015, 8月 21
⇒イエサブの担当さんと・・・!?
ブログ後記
先週は戒め一週間となった。
本当にもったいない。
一歩ずつ前に進むしかないのだから。
過去の自分にも未来の自分にも不誠実だなー。
頑張ろう。
以上、たろいもでした。
ボードゲームプレイリスト「1人用ボードゲーム」
シチュエーションに合わせたボードゲーム選び。
ボードゲームプレイリスト。
「1人用ボードゲーム(ひとりでできるもん)」
コンセプトシチュエーション
ボードゲームの利点のひとつに「1人で遊ぶことができない」というのがある。
テレビゲームやスマホゲームとは違い、自制心を働かせることなく、遊びたい欲求を抑えることができる。
しかし、予定の都合で人が集まらないといった理由で遊びたいときに遊べないという意味でも捉えることができる。
はてさて、どうしたものか。
オリニム
オニリム:最初の旅と七つの書 (Onirim) 日本語版 カードゲーム
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2015/02/22
- メディア: おもちゃ&ホビー
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ゲーム紹介:オニリム / Onirim 高円寺0分すごろくや
悪夢から脱出するゲーム。
小箱サイズであるため、いろいろと活躍する機会が多い。
ゲーム内容は運の要素もあるが、若干難しい。
続編?として、ウルビオン(エクィリブリオン)もある。こちらは少しややこしい。
ゲーム紹介:ウルビオン / Urbion 高円寺0分すごろくや
シェフィ
- 出版社/メーカー: 冒険企画局
- 発売日: 2013/11/18
- メディア: おもちゃ&ホビー
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ゲーム紹介:シェフィ / Shephy 高円寺0分すごろくや
実はやったことがない。。
でも、1人用ボードゲームとして必ず名前が上がるゲーム。
ヒツジを1000匹にするゲームのようだ?
ロビンソン漂流記
- 出版社/メーカー: アークライト
- 発売日: 2012/11/03
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 2人 クリック: 2回
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デッキ構築型システムを使った1人用ボードゲーム。
無人島で1人生き残るには!? という1人用ならではのテーマと哀愁漂うキャラクターがなんともいえない。
アグリコラ
アグリコラ (Agricola) (日本語版) ボードゲーム
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2009/01/31
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 6人 クリック: 56回
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ゲーム紹介:アグリコラ / Agricola 高円寺0分すごろくや
1人用ルールもある。
多人数用ルールとはプレイ感が結構異なるため、また違ったアグリコラが楽しめる。
ヒツジや豚、牛を育てるのも楽しい。
パンデミック
パンデミック:新たなる試練 (Pandemic) 日本語版 ボードゲーム
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2013/08/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログ (6件) を見る
ゲーム紹介:パンデミック (2013新版)/ Pandemic 高円寺0分すごろくや
協力ゲームは1人でも遊べるゲームが多い。
1人3役行うことで、仮想3人ゲームとして遊ぶことができる。
ちなみに、1人ゲームで伝説級をクリアしたことがある。
その様子は完全にテレビゲームのようである。
ブログ後記
1人用ボードゲームも探せばいろいろとあるのかもしれない。
しかし、ボードゲームの用途を考えるととてもマイナーである。
やはり、コミュニケーションツールとしての側面が強く、
1人用ボードゲームはどうしてもゲーマー向けになってしまう。
初心者よりも中級者以上にオススメしたい。
以上、たろいもでした。
書き出し.me:「さぁ、お前の罪を数えろ!」
「さぁ、お前の罪を数えろ!」
「いーち、にーい、さーん・・・」
「ちょっと、お父さん、何してんの!」
夕食を作っていた私は、勢い良く風呂場の扉を開けた。
白髪まじりの私の父と3歳になる私の娘が仲良く湯船に浸かっていた。
「・・・ろーく、なーな・・・」
扉の音に動じることなく、肩まで湯に浸かる娘は一生懸命に数字を数え続けている。
「なーな、なーな・・・あれ?ななのつぎって?」
両手を取り出し、小さな指を一本一本折りながら、改めて数字を数え始めた。
「なんじゃ、覗きか?」とぼけるように父。
「・・・さっきのなんなのよ」呆れたように私。
「さっきとは?」
「お前の罪をどうとかっていう」私はお玉を持ったままであることに気付きながら「変なこと教えないでよね」
「変ではない、これも立派な小悪魔教育じゃ」
そういうと、父は片方の口角だけを上げ、威張るように微笑んだ。俗に言うドヤ顔である。私から見れば、ドヤ顔というよりかはアホ面ではあるが。
先週のむじゃき 20150810~20150816
先週はちょっといろいろ挫けました。。
とあるイベントに対して書き溜めることもなく、
そのまま突っ込んでしまったのが原因。
やはり休みの日の自分と仕事をしているときの自分とでは、
まるで別人である。
月曜日:先週のむじゃき 20150803~20150809
⇒先週よりも暑さが緩和され、どんどん秋に向かっていく。
まだ家の前に死にかけの蝉がいることもなく、平穏な夏が続いていくことを祈っている。
火曜日:なぜToDoistからToodledoに戻ったのか
⇒たった1か月されど1か月。
運用しやすさもあるが、新しいことをチャレンジしてそれを辞めることも意義があるなと感じた。
・・・投稿のし忘れで毎日更新途切れる。。。ぐぬぬ。
水曜日:ボードゲームプレイリスト「お盆休み」
⇒お盆休みや正月休みくらいしか日本は、家族が集まるイベントがないように感じる。
そこでボードゲームを取り出すことができるくらいにはボードゲームには普及してほしい。
木曜日:類似:選択公理とシュレディンガーの猫
⇒謎の木曜日。
これからこんなスタンスで続いていくような気がする。
謎のインプットはいったいどんなアウトプットができるのだろうか。
金曜日:ボードゲームの小分け袋について書いてみた。
⇒小分け袋だけで1記事書けるとは。
意外と探せば小分け袋にはサイズ、種類、見た目、いろいろある。
ただ単にコンポーネントを入れるだけではなく、何かわくわくするような要素を付け加えられたらなと思う。
土曜日:今週の好奇心:羽田圭介さん
⇒Twiiterからの影響。
本もなんとか買いました。
売れていてなによりです。(ほんわか
日曜日:記事なし(挫折
⇒休日はどうしても腰が重くなってしまう。。あかん。
それを事前に見越した平日の動きを考えなければ。
先週のTwitterお気に入り
美しい…(うっとり) pic.twitter.com/an5jxq5iWt
— レトロゲーム (@Convoy_nazo) August 11, 2015
⇒美しい。このまま試合が終わってしまえばいいのに。
セリアで買ったウォールポケット(クリア)に小箱系入れてぶら下げてみたー。 pic.twitter.com/7Md9uSU5Hv
— eggplant8/29-30うどん祭り (@momonga_jumper) August 11, 2015
⇒これはちょっとやってみたい。人を家に招いた時とかにすごい効果がありそう。
今月のゼクシィ(500円)、自撮り棒(1,500円以上)がオマケでついてる…!彼氏の家にゼクシィを置いて「あ、これ?自撮り棒が欲しいから買っただけ。んー、でもこのゼクシィどうしよっかなぁ?ちょっと読んでみる?(チラッ)」って容易にゼクハラされる最高の環境が整ったぞ逃げろ戦争だー!
— なかむら! (@nkmrerk) August 13, 2015
⇒ゼクハラ。。。また新たなハラスメントが。自撮り棒、興味はあるんだけど、使い道がないなー。
コミケ仕様になってるwwwwwwwwwww pic.twitter.com/LCD49SiCu3
— ぴンコ (@Pinko_k) August 13, 2015
⇒クールジャパン!
ブログ後記
月曜日にお休みをいただいた結果、こうなるのは目に見えていたのに対策を怠ってしまった。
そのかわりに、私の特技が見つかった。
それは、推理力……らしい?
いったいどこで使ったらいい特技なのだろうか。
うむ。。とりあえず、推理小説を読みふけっていこう。
以上、たろいもでした。
今週の好奇心:羽田圭介さん
モノを人が作ることを理解できるようになってから、
作者に興味を持つようになった。
今回は、そんな作者からこの人の作品を読んでみたいと感じた
「もうひとりの芥川賞受賞者」
羽田圭介さんについてアウトプットしてみる。
羽田圭介さん
明治大学付属明治高等学校在学中の2003年、高校生と中学生の兄弟が憎み合い、「家庭内ストーキング」を繰り返すさまを独特の表現で描いた「黒冷水」で第40回文藝賞を受賞。17歳での受賞は当時3人目で、最年少。応募する際、締切日ぎりぎりで投函した。 2006年受賞第一作「不思議の国のペニス」を『文藝』に発表。2008年同誌に「走ル」を発表、今後は社会人生活と並行して執筆活動を続けるとコメントしている。芥川賞候補作となる。 2010年、第四作「ミート・ザ・ビート」で第142回芥川賞候補。2012年、「ワタクシハ」で第33回野間文芸新人賞候補。2013年、「盗まれた顔」で第16回大藪春彦賞候補。2014年、「メタモルフォシス」で第151回芥川賞候補、第36回野間文芸新人賞候補。2015年、「スクラップ・アンド・ビルド」で第153回芥川賞候補。同年7月16日、又吉直樹の『火花』と共に『スクラップ・アンド・ビルド』で 芥川賞 を受賞した。
ご本人のTwitter
きっかけ
Twitter上で、「もうひとりの芥川賞受賞者が出てたアウト×デラックスがヤバい」と話題になっていたところから。
もともとマツコ・デラックスが好きだったので、ついでに見てみようと思って、Youtubeで見てみた。
な、なんだこの人。(面白い
何の意味ねーなー
気分転換で大量生産するのが趣味です。
気分転換で筋トレをする。
結婚した女友達と会うのが一番意味ねーなー。
その雑誌が売れても印税は作者に入ってこない。
又吉さんとの同時受賞は、便乗できておいしい。
宣伝効果たるや凄まじい。
スクラップ・アンド・ビルドを買ってください。
徹底的に効率化、合理化された人みたい。
言葉の端々にすごいポリシーを感じる。
とても面白い。
「気分転換で大量生産」
この言葉の並びにすごい意外性があるも、
この人が使うとすごいフィットする。
アウト×デラックスを見た後にゴロウデラックスを見ると、
小説に対する分析が深く、この人の書評を読みたくなる。
まとめ
スクラップ・ビルドは購入したかったのだが、どこも売り切れだった。。
今月発売の文藝春秋には、芥川賞受賞作品の全文掲載があるが、こちらも売り切れだった。
芥川賞、さすがの効果である。
ブログ後記
この人からタスク管理を連想した。
ここまで思考が合理化されているのが、現代人っぽい。
情報が整理されていることから、その中で自分の合理化を導き出している感じ。
小説家よりも科学者のような。
この人の書いた作品を読んでいきたい。
以上、たろいもでした。
ボードゲームの小分け袋について書いてみた。
ボードゲームを買ったあと、必ずすることがある。
それは、ボードゲームのコンポーネントを小分け袋に入れる。
ふと。
何で小分け袋に入れているんだろう、と。
相変わらず、妙なところに疑問を持つ。
今回は、小分け袋についてあれこれアウトプットしてみる。
コンポーネントを小分け袋に入れる理由
まず疑問に対する個人的な回答を3つ書いてみる。
散らばらないように
最近のボードゲームであれば、箱の中にプラスチックで区切られたスペースがあるものが多い。
コンポーネントをそこに収納しておけば大丈夫と思われがちだが、このスペースを活用するにはひとつ問題がある。
それは、ボードゲームの収納方法である。
ボードゲームを箱にしまい、ボードゲームを片付けようとする。
そして、あなたはどの向きでボードゲームを収納するだろうか。
面積の広い方を下にして縦に積み上げるように収納するのか(縦置き)。
もしくは、面積の狭い方を下にして横に並べるように収納するのか(横置き)。
ただ単にコンポーネントをスペースに入れたとき、縦置きであればコンポーネントが箱の中で散らばらずそのまま次回も遊ぶことができる。
しかし、横置きで収納している場合、スペースからコンポーネントがこぼれてしまい、次回遊ぶときに手間がかかる。
この手間を省くために、コンポーネントを小分け袋に入れておく。
とくにカード・タイル類を小分け袋に入れると、散らばらない効果を実感できる。
初期設定の確保
いくつかのボードゲームでは、ゲーム開始時点で決められたコンポーネントをプレイヤーに配らなければいけないものがある。
たとえば、プレイヤーマーカーとワーカー駒に初期タイル・カードなど。
毎回ゲームが始まるたびに配るのもいいが、久しぶり遊んだゲームだと、初期設定を確認するのに手間がかかる。
その確認作業を省くために、プレイヤーに配る初期設定を小分け袋に入れておく。
コンポーネントの保存
ボードゲームは使い捨てではなく、何度も遊べるものだ。
何度も遊ぶためには、ボードゲームの状態を良い状態にキープする必要がある。
小分け袋に入れなくても良い状態をキープすることができるかもしれない。
だけど、ボードゲームを持ち運ぶときに小分け袋に入れていなければ、コンポーネントは散り散りになり、至るところを箱のどこかにぶつける。
特にボードからくりぬいた駒は意外と傷つきやすくもろい。
その持ち運びによる劣化を防ぐために、コンポーネントを小分け袋に入れておく。
小分け袋についてあれこれ
小分け袋は100円均一ショップなどの文房具売り場もしくは料理道具売り場で購入することができる。
小分け袋のサイズについては、薬を入れるようなサイズからはがきサイズ以上のものを入れるものまで豊富にある。
どれもボードゲームのコンポーネントを入れるのに使えるが、そんな小分け袋の種類には、大きく分けて2つある。
- 縦入れ式
一般的な小分け袋 - 横入れ式
今のところ、CanDoで取り扱っているのを見たことがある。
それぞれの利点をボードゲームのコンポーネントを入れるという視点で簡単に書いてみる。
縦入れ
木駒やボードからくりぬいた駒などの小さいものを入れるのに適している。
縦入れは出入り口が狭く袋の底までが長いため、閉じ忘れたとしても駒が遊びすぎることがない。
横入れ
カードやタイルなどの大きいものを入れるのに適している。
横入れは出入り口が広く袋の底までが短いため、カードやタイルを取り出しやすく、また入れやすい。
小分け袋の欠点とその改善
改めていえば、小分け袋はボードゲームを遊ぶときの手間を減らすのが目的である。
だが、そんな小分け袋にもある欠点がある。
それは、片付けるときに手間がかかるというものだ。
おそらく誰しも体験したことがあるだろう。
「この小分け袋に何が入っていた?」
そう、小分け袋はコンポーネントを出してしまうと、見分けがつかず、何がどう入っていたのかがわからなくなってしまうのだ。
とりあえず、適当にコンポーネントを小分け袋に入れてみるが、何故か小分け袋が余ったり、少なかったりする。
特にボードゲームを持ち寄って遊ぶボードゲーム会ではよくある光景で、ボードゲームを持ち寄った人は家に帰ってまた小分け袋を分けたりしたりしているとか。
そんな作業は少しだけ寂しいものである。。
どうしてこうなった、小分け袋に入れなければこんなことにはならなかった、と思うのも無理はない。
しかし、この欠点は結構簡単に解消することができる。
それは、「小分け袋に内容物を書いてしまう」ということだ。
以下、私が実際に行っている例をあげてみる。
紙に内容物を書き、それを小分け袋に貼る
一番早い方法は小分け袋に直接書いてしまえばいいが、100円均一ショップで買った小分け袋だとマーカーで書く場所が用意されていなかったり、書いた文字が消えてしまうことがあった。
そこで、紙に書いてそれをセロハンテープで貼り付ける方法を行った。
何を入れ、それが何個あるのかわかるように書く。
すると、遊ばれたあともその通りに片付けられていることも多く、効果を感じた。
さらに個数を書いていることで、不足分にすぐ気付くことができた。
コンポーネントのマークを印刷し、それを小分け袋に貼る
紙に書く案は良かったが、ボードゲームの雰囲気に合わないと感じていた。
ならばと考え付いたのが、コンポーネントのマークをスキャナーで取り込み、それを印刷し、小分け袋に貼るという方法。
個数がわからなくても問題がないのであれば、こちらの方法もあり。
まとめ
小分け袋に内容物を書くという方法は、すべてのボードゲームにする必要はなく、遊ぶ回数の多いものに試してみてもらいたい。
片付けるときにボードゲームの持ち主が入れば、そんなことをする必要はないのかもしれないが、意外と小分け袋に入れるのは手間がかかる。
しかし、私は片付ける手間よりも遊び始めるときの手間を減らしたい。
遊び始めは好奇心を満たすために早く、片付けるときは感想をいいながら遅く。
ボードゲームの面白さを伝える方法のひとつに、ボードゲームをどうやって遊び始めやすくするのか、という視点もあるのかもしれない。
ブログ後記
まさか小分け袋でこんなにアウトプットできると思っていなかった。
書き出してみると、意外とかけてしまった。
ふむ。
ボードゲームをどうやって遊び始めやすくするのか。
考えるのが楽しそうなテーマであるので、考えてみよう。
以上、たろいもでした。
類似:選択公理とシュレディンガーの猫
毎週木曜日は「抽象化する思考」というテーマで書く。
そう決めたが、いったい先週の自分は何を考えていたのだろうか。
すでに思考が迷走しているが、日々の中でこれとこれは似ていると感じるものをアウトプットしてみる。
今回は、選択公理とシュレディンガーの猫である。
・・・・・・いきなりぶっとんだ話になった。
選択公理とは?
集合族(Aλ)λ∈J において、任意の Aλが空でなければ、各 Aλから一斉に元を選択することができる。
現代数学の基礎に「集合論」というものがある。
自分の表現でいえば、現代数学の共通言語のようなもの。
その中で扱われる公理(理論展開をするうえでの取り決め)のひとつに「選択公理」がある。
これまた自分の表現でいえば、空っぽの箱の中からボール(元)を選び出せる、というルール。
シュレディンガーの猫とは?
まず、蓋のある箱を用意して、この中に猫を一匹入れる。箱の中には猫の他に、放射性物質のラジウムを一定量と、ガイガーカウンターを1台、青酸ガスの発生装置を1台入れておく。もし、箱の中にあるラジウムがアルファ粒子を出すと、これをガイガーカウンターが感知して、その先についた青酸ガスの発生装置が作動し、青酸ガスを吸った猫は死ぬ。しかし、ラジウムからアルファ粒子が出なければ、青酸ガスの発生装置は作動せず、猫は生き残る。一定時間経過後、果たして猫は生きているか死んでいるか。
量子力学での思考実験のひとつであり、ライトノベルなどの厨二的題材として使われるもの。
自分の表現で言えば、観測するという主観の問題点を提示した例。
選択公理とシュレディンガーの猫の共通点
選択公理は、過去に「公理として認めていいかどうか」という点において論争になったらしい。
※今ではとある結論で収束しているらしい?(勉強不足
論点は「無限個の箱からボールを選び出すということができないのではないか」
有限個の箱からボールを1つずつ選び出すことは、誰の目が見ても明らかにできる。
しかし、無限個ある箱からボールを1つ1つ選び出すことはできない・・・?
だって、その「選び出す」ことを終えることができないのだから。
いや、しかし想像上の話であるから、時間的制限の話を持ち出すのは違う。
・・・・・・とても面白いやりとりについてはこちら。
http://samidare.halfmoon.jp/mathematics/AxiomOfChoice/index.html
この文章を読みながら、ふと思う。
人間の主観的行動によって論理を組み立てるには限界がある。
この考えをどこかでも思ったと考えたとき、シュレディンガーの猫を思い出した。
人間の限界
モノの存在を「確認」するという主観的行為。
モノの存在を「選択」するという主観的行為。
人間が持つ主観的行為をもとにモノを抽象化させ、体系化し、それを学問とする。
そこにはいつも主観的行為による限界があるようだ。
知の限界は、人間の主観的行為の限界。
うむ、なんとなく、神の存在を認めたくなる。
だって、限界があるということは、その外が、その奥があるからだと考えているから。
ブログ後記
制限は創造の母である。
数学も限界があるからこそ、より創造的で神秘的な学問なのかもしれない。
数学に関する話をアウトプットしていけばいいような気がしてきた木曜日。
アウトプットに向けて、インプットしなければというテンションが高まるっ!
以上、たろいもでした。