世界七不思議 戦術解読 (基本セット)
前回同様、勝利ボーダーライン60点超えと仮定して話を進めていく。
得点リソースの中軸
基本的に軸となる得点リソースは、
市民建造物(青)、軍事建造物(赤)、科学建造物(緑)、ギルド(紫)の4種類
得点リソースの組み合わせはあるが、得点リソース解読から基本的な戦術は主に2つある。
連結型と建設型である。
基本戦術
連結型:原材料、製造物カード(茶色カードと灰色カード)を極力使わずに
世代ごとに連結するカードを主に用いる戦術
建設型:原材料、製造物カード(茶色カードと灰色カード)を多めに取り、
主に第三世代にあるコストの重いカードを自力で出すことを狙った戦術
(ハイブリッド型:連結も資材もそこそこに取り、
効率重視でその場で決断していく戦術)
⇒得点リソース解読から見ると、以下の目的をもって戦う戦術。
連結型:マイナス効率を小さくする。
資材型:マイナス効率をプラス効率でカバーする。
連結型
主戦場:科学建造物(緑)、市民建造物(青)
相性のいい資源:木=紙>土=布>ガラス(>鉄>石)
豊富な連結先を確保できる科学建造物(緑)を主体に戦う。
0点カードは4枚以下に抑えられれば御の字。
石を生み出す原材料カードはいらないレベル。
※この辺の資源相性については次記事の資源による得意戦術で書く予定。
<参考>
■マイナス効率
⇒4枚が0点だった場合
14枚で60点越え 1枚4.2点
■プラス効率
科学建造物(緑)
・2セット6枚
(7×2)+(4×3)=26点 ⇒ 1枚4.3点
・1セット+1種類4枚(6枚)
7 +(16 + 1 + 1) = 25 ⇒ 1枚4.1点
また、連鎖効率のいい市民建造物(青)も建設していく。
<例>
1.ALTER 2点
2.TEMPLE 3点
3.PANTHEON 7点
1.THEATER 2点
2.STATUE 4点
3.GARDENS 5点
軍事建造物は連結で建てられるものであれば立てるレベル。
全戦敗戦もありうるので、その敗戦-6点をどうカバーするのか。
資源カードを使わない分、得点行動は多くできるため、
その辺の細かな戦略が必要。
弱点
カット戦術にものすごく脆い。
特に第二世代でカットされると目を当てられない。
また、競合人数が多ければ多いほど科学建造物(緑)を集めづらくなる。
個人メモ
連結型主体で戦うことがあまりないため、弱点に対するリカバリー方法が
未だ思いつかない。。。
でも人数が多くなればなるほど、連結型主体で戦わざる負えない時があるため、
どこかで練習したい。
たぶん貿易の使い方がうまくないと勝ちきれないと思う。
建設型
主戦場:市民建造物(青)、軍事建造物(赤)、ギルド(紫)
相性のいい資源:石=鉄=ガラス>木=紙>土=布
王道戦略。自分で建てたいカードがあるから資源を集める。
主に市民建造物(青)のPALACE(8点カード)を自力建設することが目的であり目標。
その他にも軍事建造物(赤)やギルド(紫)など、
やたらコストがかかるカードを中心に
第2世代の後半から第3世代全部を自力建設していく。
資源が豊富であるため、貿易で流れてくるお金も溜まりやすく、
「お金で8点あります」なんてこともある。
<参考>
■マイナス効率
⇒6枚が0点だった場合
12枚で60点越え 1枚5点
⇒8枚が0点だった場合
10枚で60点越え 1枚6点
■プラス効率
市民建造物(青)
第3世代:5点×2枚 6点×4枚 7点×1枚8点×1枚(5人プレイ)
⇒1枚平均:6.1点
5点×2枚 6点×5枚 7点×2枚8点×1枚(6人プレイ)
⇒1枚平均:6.2点
5点×2枚 6点×5枚 7点×2枚8点×2枚(7人プレイ)
⇒1枚平均:6.3点
軍事建造物(赤)
赤3枚: 8点 (6点)
赤4枚: 6点(4.5点)
赤5枚:4.8点(3.6点)
弱点
資源カードの偏りが激しい場合、すべての資源が両隣合わせて
生産されないという場合もありうる。
またあまり多くの資源カードを場に出していると、とても目立つ。
目立つがゆえに露骨なカットを食らいやすい。
個人メモ
おそらく、ほぼどんな七不思議であろうと、どんな場面だろうと、
普遍かつ初心者に優しく強い戦術。
カードの配り運があるため、常に最強であるかどうかは微妙ではあるものの、
このゲームの王道戦術であることは間違いない。
とりあえず、石と鉄とガラスだけでも集めておけば困ることはほぼない。
つまり、ロードス(七不思議)を引こう!
以上、たろいもでした。
(一番強いのはハイブリッド型じゃないかな・・・)