むじゃき

なんでもかんでもアウトプット 一日一新 抽象化する思考

私はIT業界の仕事内容が説明しづらい

 

ふと。

 

IT業界の仕事は、人に説明が難しい業界である印象が個人的に強い。

私の仕事内容は、オブラートに包まなければ以下の内容。

 

Microsoft サーバー製品(主に、Exchange・SharePoint・Lync)の
導入提案、設計、構築まで対応可能なSEです。
簡単な開発(HTML5CSSjavascriptC#)も対応可能です。

 

さて、一般の方に先ほどの内容がそのまま伝わるわけはないので、
あれやこれやと噛み砕いて説明するも、
最終的には「プログラマ」の一言で片付けられる、片付けることが多い。

 

私のIT技術に対する知見の狭さもあるのだろうけれど、
どうしても一般の方に説明していると、
頭の上にはてなマークが増えているように感じてならない。

 

少し考えてみると、一般の方に説明が難しい理由としては以下の3点に落ち着いた。

 

裏方である

ITは、使えることが前提である。
なので、それがどう組み立てられているかを気にする人はあまりいない。
一般の方の興味は「使えるかどうか」であり、たまにあるメンテナンスで
いったいどんな人間ドラマが生まれているのかには、思いも付かないだろう。

 

目に見えないものを扱う

建物や道路と違って、

IT技術は目で見て一発でわかるような成果物・体感物がない。

 

裏方ゆえにということもあるかもしれないが、

「システム」という概念的なものを扱っているので、
仕事の規模感や困難さが視覚的に訴えることができない。
「あの建物はうちの会社が作りました」
「あのメールシステムはうちの会社が作りました。」
上、二つの言葉を見て、どちらがより簡単に仕事内容をイメージできるだろうか。

 

書類のないデスクワーク

かなり語弊はあるものの、
IT業界の仕事はキーボードをカタカタと叩くだけで、
おおよそすべての作業(構築、設定)が完結する。
残りは対人コミュニケーションである。
言葉で説明しようにも一般の方で盛り上がれる話もなく、
図で説明しようにもこれまた変化がない。
その代わりにあるあるネタは、身内(IT業界)でとてもウケる

まとめ

視覚的に仕事内容を訴えるものがなく、

言葉的に説明するには、必要な専門用語が多い。

 

そして、IT業界でもまだ映画の活躍がわかりやすい「プログラマ」の方が、

システム設計・構築を行う「SE」よりもイメージしやすく通じやすい。

 

なるほど。だから「プログラマ」という説明に落ち着いていたのかもしれない。 

 

 ・・・いや、でも「プログラマ」ではないんだよなあ

 

 どうしたらいいものか。誰か教えてくださいまし。