むじゃき

なんでもかんでもアウトプット 一日一新 抽象化する思考

就活におけるボードゲームオープン会の参加メリット

ふと、自分の就活を思い出した。

 

通勤中に着慣れないスーツを着た大学生らしき人を見たせいだろう。

就活当時もボードゲームボードゲームと騒がしかった自分。

 

懐かしさを感じながら、
ボードゲームのオープン会って、今思えば就活に役立ったな」と思った。

 

以下、その理由を簡単に述べる。

 

ボードゲームのオープン会って?

おっと、そのまえに「ボードゲームのオープン会」とはなんぞ?という人に

簡単に説明。

 

さっくりと一言でいえば、「ボードゲームを遊ぶためのオフ会」である。

(オフ会って、死語かしら?

 

ボードゲームというのはその性質上、物理的に人数を集める必要がある。
友人を募るのもいいが、

そんなに興味がある友人や自宅のキャパシティには限界がある。

 

一考。


だったら、遊びたい人だけを集めて、
団体で借りることができる場所(公民館など)で遊ぼう。

 

すべての人が参加できるボードゲーム会をオープン会と一部では呼んでいる。

 

逆にクローズ会というのは、
主に自宅やカフェで知り合いのみで
集まってするボードゲーム会のこと。

 

ボードゲームオープン会の就活的な利点

不特定多数の人とのコミュニケーション

すべての人が参加できる。

つまり、老若男女問わず、初対面の人が集まる場所である。

 

大学生のときでは、あまり携わらないような場所である。

 

ノリのいい同世代だけというわけでもなく、
ゼミやバイト先のようによく知った仲の人だけというわけでもなく、
一期一会な人の出会いがある場所。

 

そこで人見知りにならず、適度なコミュニケーションを取れるかどうか。

 

これは、主に合同説明会で
話しかけられたり、話しかけたりといった場面で活きていた。


一言目。それを出せるかどうか。

 

また、大学生から見れば、年上の方が多い。
フランクな場とはいえ、適切な敬語や態度・距離感を学ぶこともできる。

 

就活的観点からだと、
面接官の年代に近い人たちの会話・テンションを
事前に体験することができる。


そうすると、企業面接で場に飲まれなくなる。
「あ、この雰囲気はそういう意味だったな」といった具合に。

 

ゲームルール説明というプレゼン

ボードゲームのオープン会には、
必ずルール説明というハードルがある。

 

誰も知らないゲームをわかりやすく説明する。

 

詳細なルールが書かれたルールブックを
ただ読むだけでは伝わらない。

 

ルールブックを噛み砕いて、
わかりやすい順番で
わかりやすい単語で
ルールを説明する必要がある。

 

これは、まさに面接のときの自己紹介そのままだった。

 

自分の経歴をそのまま伝えても、細かすぎて伝わらない。
経歴を噛み砕いて、わかりやすく順序立てて説明をする。

 

ゲームルール説明を通じて
その作業を練習することで、
もし、変な質問が来たときでも、
より柔軟に受け答えができるようになる。

 

公共のルール

オープン会では必ずルールがある。

 

飲食関連、喫煙関連、ゴミ関連、参加受付関連などなど。

 

それをきちんと守る。

 

これは就活的な意味合いよりも、
今後、社会人になったときに必要なことだった。

 

どうして飲食が禁止されているのか。
それはこの場所が飲食禁止だから。

どうして喫煙が禁止されているのか。
多くの子供が参加しているから。

どうして名札を付けるのか。
初対面のあなたの名前を呼ぶ必要がゲームの中であるから。

 

ルールには必要性がある。

 

どうしてエントリーシートを書くのか。
どうして面接が3回もあるのか。
どうしてメールではなく電話なのか。

 

理由を考えると、その背景に何があるのかがわかってくるはずだ。

 

まとめ

「趣味はボードゲームです」で乗り切っていた就活生時代。

 

当時はまだ今みたいに知名度がなかったため、
ボードゲームって何?」という質問に繋がり、
そこから会話が発展できた。

 

企業によっては2次面接とかで「調べてみたよ」って言われたこともあった。

ちょっと変なレッテルを自分に貼ることで、

面接官の印象に残っていたのかなと感じた。

 

ボードゲームのオープン会の意義をちょっと違う角度で考えてみた!

 

以上、たろいもでした。