自分の抽象化
意識的に自分の思考を いろんなものにアウトプットするようになった。 その中で、自分の思考のある特徴に気付いた。
今回はその特徴をアウトプットしてみる。
何でもかんでも抽象化
私の思考プロセスは以下のように行われるようだ。 物事を考えるとき、まず物事を抽象化、概念化する -それと似た抽象・概念を探す -今回の物事に探した抽象・概念と照らし合わせる -共通点や差異、正反対な点を探す -さらにその共通点で抽象化してみる -以下ループ
抽象化を繰り返し続けたくなる傾向にある。
たとえば・・・
料理とインフラエンジニアの仕事には共通点が多い
行動のプロセスが似ている
- 要件定義 (要望・欲求
- 設計 (レシピ
- 構築 (料理
- テスト (味見
- 納品 (盛り付け・提供
料理ではなく料理人、インフラエンジニアの仕事ではなく、 インフラエンジニアと考えてみると、 他人のために作業をするという新たな共通点が生まれる
考え方の基本
おそらく、私の思考の原典は代数学だ。 主に群・写像・全単射性の概念を用いることが 自分にとって自然になっている。
さきほどの例を代数学用語で簡潔に述べると、 「料理」という群と 「インフラエンジニアの仕事」という群の間には、 写像が存在する。
「料理」という群の部分集合として「料理人」という群、 「インフラエンジニアの仕事」という群の部分集合として 「インフラエンジニア」を定義するのであれば、 その間に、同型写像を形成することが可能になる?(要証明
まとめ
個人的な印象をいうのであれば、代数学はすでに「数学」ではない。
なぜなら数字が一切出てこない。 あるのは、関係性だけ。
どこかで見た言葉だが、
「代数学は構造の科学」というのはとても的を射ていた。
ということは。
代数学の考え方は、 学問の枠に捕らわれる必要もない。
私にとっては、 物事の構造を捉えるための思考方法だった。
まさか、代数学を現実に応用することができるとは。
もう少しこの 「代数学的思考」(勝手に命名)について アウトプットしていきたい。
以上、たろいもでした。 ※このブログはMarkdown記法で更新している。