むじゃき

なんでもかんでもアウトプット 一日一新 抽象化する思考

TCGから見るIT業界の役割

物事を抽象化することが私の思考の特徴である。
そんな「抽象化する思考」から、1つ面白い結論を発見したのでアウトプットする。
それは、先日悩んでいた「自分の仕事」説明の方法である。

taroimo999.hatenablog.com

そのヒントは、馴染み深い「トレーディングカードゲーム(TCG)」にあった。

思考のきっかけ

きっかけはAndroidスマホ版が発表されたHearthStoneを再開したこと。 TCGの魅力の1つとして「競技性」がある。
ここ最近では、賞金ありのTCG大会がある。
なので、ふと、TCGの大会に勝つためには どういった工程が必要なのかを考えていた。

TCGで勝つためには

カード・ルールデザイン

まず、TCGがなければ始まらない。
ゲームとして成り立つようにルールの策定、カードデザインが作られている。

デッキ製作

さて、製作されたTCGがある。
プレイヤーはゲームのルールに従って、デッキを作り始める。
単純に費用対効果の高いカードやカードの組み合わせ (シナジー)の発見によって、
勝率の高いデッキレシピが出来上がる。
ここではそれをアーキータイプ(原型)と呼ぶ。

対戦

大会の優勝や噂などによって、アーキータイプが広まる。
アーキータイプを知った人は、ここで考え方が2つに分かれる。

  • 大会で優勝したアーキータイプを使うために、そのデッキレシピを使う。
  • そのアーキータイプでさらに優勝を重ねたりする。
    大会で優勝したアーキータイプに勝率の高いデッキレシピが生まれる。

その中で、新たなアーキータイプが生まれ、大会で優勝したりする。
いくつかのアーキータイプによって、
「環境」と呼ばれる、じゃんけんのような相性が発生する。

異なるアーキータイプ同士で、
発生した相性に対応してデッキがチューニングされていく。
環境によって異なるアーキータイプの使用率が変化する。
これをメタと呼んだりする。

メタを読むことで、自分の勝率を上げるデッキをチューニングする。

要するに

ややこしいことを書いているが、
メタを読むことが自分の勝率を上げるために
一番必要なことである。

TCGの抽象化

TCGで勝つための一連の流れを考えていると、
その流れが何かに似ていることに気付いた。
それは、IT業界の役割だった。

カード・ルールデザイン

  • ゲームデザイナー
    ルールの策定やカードのデザインを行う。

  • ハードウェアエンジニア
    ハードウェア(コンピュータ)を開発する。

デッキ製作

  • デッキビルダー
    与えられたカードからアーキタイプとなるデッキレシピを作成する。

  • プログラマー
    与えられたハードウェア上で動作するソフトウェアを開発する。

対戦

  • プレイヤー
    環境やメタに合わせて、デッキレシピをチューニングする。

  • インフラエンジニア (ソフトウェアエンジニア
    要件や状況に応じて、ソフトウェアを構築する。

TCGから見えた「自分の仕事」とは

「コンピューターを状況に合わせてチューニングする人」
限られたツールで最大限の効力を目指すことが目的。

こんな簡単なことに気がつかなかったのかと思うほど、出てきた言葉は単純だった。

ブログ後記

IT業界は、仕事などの「一連の流れ」がとても抽象化されている。
これは、コンピュータの登場が要因かもしれない。
コンピュータを扱うには、単純明快な命令を与えなければならない。
単純明快な命令を作るには、
「一連の流れ」の内容を列挙する。
「一連の流れ」の表現から専門性を取り除く。
「一連の流れ」の各工程をできる限り細分化する。
その「単純明快にすること」が、
他の「一連の流れ」との差異や共通点の発見を簡単にしている。

アウトプットをまとめていると、ふと、1つ気になった。

すべての「一連の流れ」に共通する「一連の流れ」が存在するのだろうか。
この命題、集合論の限界に近い印象を感じる。。これはまた別の機会に。

以上、たろいもでした。

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