むじゃき

なんでもかんでもアウトプット 一日一新 抽象化する思考

作家名だけで購入する漫画家を3人あげてみる

一日の中で、徒歩の時間が多いため、いろいろと思考を巡らす毎日を過ごしている。
先日、好きな漫画家について奥さんと話したことを思い出した。

ふと。

私の好きな漫画家に何か共通点があるのだろうか。
今回は、個人的に好きな漫画家についてアウトプットする。

植芝理一

作品例

ブックオフディスコミュニケーションを手に取ったのが初めて。
最初の印象は、画面に対する書き込み量が多い、こと。
背景の書き込みや、転がっている小物が1ページに対して多すぎる。
その書き込みの多さが不思議な物語の雰囲気に合っていると感じた。

作風は作者趣味全開の内容が多く、いたるところにこだわりを感じる。
ディスコミュニケーションの内容は不思議に満ち溢れているが、テーマには一貫性がある。

「どうして人を好きになるのだろう」

おそらく私はその一言に惹かれ、漫画を買い続けたのだと思う。
謎の彼女Xにもその流れは続いている気がする。

甘詰留太

作品例

年上の彼女を手に取ったのが、ちょうど就活時代だった気がする。
主人公が自己嫌悪の極地に陥っているのを自分と重ねてみたりしていた。
状況はまったくといっていいほど違ったが。

「できないことを知る」
そんな逆説的な勇気をもらった気がする。

断っておくと、元成年漫画家であり、掲載誌も青年誌であるため、たまに出てくる描写は生々しい。
特にナナとカオルについてはソフトSMを題材にしているため、むしろそういうシーンしかない。
だが、ナナとカオルは純愛漫画だと私は捉えている。

もう、なんていうか、せつなさがこじれすぎている。

とよたみのる

作品例

どこかで見た1枚絵の爽やかな感じがとても印象に残っていた。
そんなときに本屋に寄って、ラブロマ5巻を見つけたのが初めて。
馬鹿正直A型の星野君とツッコミ担当B型の根岸さん。
そんな二人が織り成す、夫婦漫才のような漫画。

星野君というキャラクターが誠実で正直で馬鹿真面目で、私の中でとても好感度が高い。
引っ込み事案な自分を治したくて、思ったことを口にする根岸さんに惚れて、見習って、自分も思ったことを口にするように心がける。

星野君が自分で自分を変えようとする。
星野君が他人に恋して自分が変わっていく。

そんな些細な変化を楽しむ。
とても心穏やかになる。
アニメより実写ドラマ化の方が向いていそう。

他の漫画も爽やかでとてもいい。

まとめ

・・・実際、思いついたときから気付いてはいた。
なんてことはない。
私は、恋愛漫画が好きなんだ。
少し変わった恋愛ものが口に合うらしい。
昔からここだけは変わっていないのかもしれない。

ブログ後記

かわいいひと 1 (花とゆめCOMICS)

かわいいひと 1 (花とゆめCOMICS)

先日奥さんが買ってきた「かわいいひと」がよかった。
こう味付けされてない材料そのままな恋愛漫画
ほとんどいざこざがなく、会話のキャッチボールがどストレート。
正直、1巻で終わってもらってもかまわないくらいちょうどよかった。

開き直りというか居直りというか。
ふと、疑問に思う。

好きなことに情熱を持つ。
さて恋愛に関して何か情熱を持てるのだろうか?

考えたことなかったので、考えてみることにしよう。

以上、たろいもでした。