むじゃき

なんでもかんでもアウトプット 一日一新 抽象化する思考

物語を体験するコストパフォーマンスについて考えてみた、ボードゲームしたくなった。

あなたがボードゲームを好きな理由はなんですか?と聞かれたら、必ず私はこう答えます。

物語を疑似体験をできることが好きな理由です。

しかし、先日こんなことを思いつきました。

物語を体験するコストパフォーマンス。

自分で思いついておきながら、なんじゃそりゃと興味を引かれたので、
噛み砕いてアウトプットしてみます。

物語を疑似体験するとは?

ざっと直感的に書き連ねてみます。
自分ではない他の人や自分では体験できない物事を、経験、実感する?

www.weblio.jp

これは、「疑似体験」という言葉の意味であって、「物語を疑似体験する」という言葉の説明にはなっていない気がします。

では、私の言う「物語」とは何なのか。

具体例を挙げてみると、
・ネズミの勇者になって魔王を倒すボードゲーム
・科学者になって原子爆弾の製造を競い合うボードゲーム
・家畜や畑を耕し、家族を養うボードゲーム

これらは、個人的に物語があるように感じています。

・・・・・・なるほど。
具体例を抽象的に考えてみると、
「結果を達成するための手順」のことを私は「物語」と書いているのかもしれません。

どうやって、ネズミの勇者が技を覚え、装備を揃え、魔王の城へ行き、魔王を討伐するのか。
どうやって、科学者が人を集め、施設を作り、他人の開発を邪魔して、一番最初に原子爆弾を作るのか。
どうやって、家畜を飼う場所を用意し、畑に種を植え、家族にご飯を食べさせながら、農場を発展させるのか。

まとめると、
「物語を疑似体験する」とは、
「自分では経験できない、結果を達成する手順を、経験・実感する」とここでは定義できそうです。

物語を疑似体験できるものとは?

先ほど定義した「物語を疑似体験する」言葉を満たすようなボードゲーム以外の何かを考えてみる。

まず、Twitterでも挙げた「文庫本」、大きくとらえれば「本」全体が対象となります。
そして、メディアミックス先の「映画(映像)」や「演劇」も対象となりそうです。

まとめると、
「物語を疑似体験できる」ものは、以下の4つであるとここでは定義できそうです。
ボードゲーム
・文庫本 (本)
・映画 (映像)
・演劇

コストパフォーマンスのコストとは?

「コスト」は、2種類あると考えています。

それは、「お金」と「時間」です。

おそらく、Twitterでのつぶやき時点では、お金しか考えていませんでしたが、
よくよく考えてみると、時間を立派なコストです。

まとめると、
コストは、「お金」と「時間」であるとここでは定義できそうです。

コストパフォーマンスが優れるとは?

では、コストパフォーマンスに優れるとは、どういった状況なのでしょうか。
図解を思いついたので、ざっと書き出してみました。

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なるほど。
数値や評価については、個人的なものではありますが、
文庫本は、お金のパフォーマンスは他のものと比べて割安ですが、時間のパフォーマンスは悪そうです。
また、映画がお金も時間もパフォーマンスが他のものと比べて割安そうです。
レンタルDVDを借りた方が、よりたくさんの物語を疑似体験しながら、お金をかけずに済みそうです。

まとめると、
コストパフォーマンスが優れるとは、お金がかからず、時間も短いもののことだということがわかりました。
また、個人的な結論として、コストパフォーマンスが優れるのは、映画(映像)であることに一旦辿り着きました。

むむ。
しかし、一概にこの結論が正しいものではない、とも感じています。
ここから先、しっかりと分析をするには、単位時間やお金単位、疑似体験の濃度?などの具体的な数値化が必要そうです。

今回は、個人的な結論に対して、納得が得られたので、ここまでとします。

まとめ

文庫本、映画、ボードゲーム、演劇と比較してみましたが、ここでひとつ気付きました。

ボードゲームには、物語を疑似体験することに主観的です。

自分の決定によって、物語を動かし、その結果を体験できます。
これは、文庫本や映画、演劇にはない魅力とも言えます。

なるほど。
私がボードゲームを好きな理由は、主観的に作り出す物語を疑似体験できるからなのでしょう。

またひとつ、深まりました。

以上、たろいもでした。