むじゃき

なんでもかんでもアウトプット 一日一新 抽象化する思考

OneNote信者によるOneNoteの良いところ・悪いところ

Microsoft OneNoteを使い始めて、早4年。
すっかり、仕事もプライベートもOneNoteがなければ何も考えられないかもしれません。

先日、こんな記事が上がっていました。

itpro.nikkeibp.co.jp

なるほど。
勝手にOneNoteのムーブメントを感じ取ったので、
今回は、OneNoteの良い点、悪い点をアウトプットします。

目次をさらっと書いてみましたが、ちょっとマニアック?かもしれませんね。

OneNoteとは?

Microsoft が出している集合型ノート。
競合製品としては、EverNoteやGoole Keepがあります。

用語解説

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ページは、メモ単位。
セクションは、ページのまとまり。
ノートブックは、セクションのまとまり。

OneNoteのここがすごい

ありがとう、OneNote

ページを段組みできる

意外と知らない人が多いのですが、
OneNoteのページは、一覧の部分を階層構造、段組みを組むことができます。
最大3つまでしか階層を持つことができませんが、
第一階層で折りたためるため、用途に合わせてページを分類することができます。

具体例として、私のページの一部分をお見せします。

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[Twitter]セクションの中で、
月ごとにノート(つぶやき)を整理するといったことができます。

バージョン履歴

ページを右クリックして表示されるメニューの中で、[ページのバージョンを表示する]という項目があります。
これをクリックすると過去の編集履歴がページとして表示され、内容を確認することができます。

ページは自動保存されてしまうため、あとから間違いに気付いても戻せないことがたまにあります。
そこで、過去の編集履歴から欲しい情報を見つけることができます。

画面切り抜きを標準装備

OneNoteを起動するだけで、勝手にタスクバーの中に[新しいクイックノート]と名付けられた、OneNoteアイコンとはさみが合体したアイコンが表示されます。

正式名称は、[Send to OneNote Tool]と呼びます。(Windows 10・Office 2016)

このツールが起動していると、デスクトップに表示されている画面を範囲指定でクリップボード(コピーしたときに保存される見えない領域)に保存されます。

気になる画面(チケットの管理番号とか、気になる記事とか)を保存し、OneNoteに貼ったり、WordやExcelに貼ったり、ペイントに貼ったりできます。

なお、切り抜き範囲選択中は、画面が灰色に包まれますので、
知らない人が見たら、フリーズ画面に見えます。よく驚かれますね。

OneNoteのここがダメ

良いことだらけであるはずがありません。

コピー元としては使いづらい

OneNoteから何かをコピーして、メモ帳などに貼るときは、余計な情報を持ってきてしまうことが多いです。
特に箇条書きをしたものをコピーしたときはひどく、段落の文だけ文字がスライドします。
プレーンテキスト(まっさらなテキスト)になってくれれば良いのですが、いまだに解決策は見つかっていません。

治らないフォントバグ

日本語だけのバグらしいのですが、既定値として個人的に設定したフォントが、文字入力の切り替え時(カナ入力からローマ字入力など)に、適用されないことがあります。

kota65535.hatenablog.com

answers.microsoft.com

しかも、2種類・・・
今のところ、気にしない方向で使っています。

モバイルで使うには画面表示、通信量がヤバい

これは、私の使い方の問題かもしれませんが、
OneNoteの情報をモバイル用OneNoteに同期するのは、危険です。
表示がPC表示のままで、なんとピンチアウト(画面を大きくしたり、小さくしたり)が効きません。
また、通信量が多く、通信制限がかかる可能性が高いです。

[WiFiのみ同期する]という設定がありますので、それを使うことでなんとかなりますが、
モバイル用OneNoteには、あまり期待していないので、相性の良いGoogle Keepを使うことが多いです。

まとめ

現時点で、私のOneNote総容量は2GB/4年くらいです。
仕事で使っているローカルPCのOneNoteは、1GB/年くらいです。

個人的に利用しているOneNoteは、文字情報中心のため、あまり容量が多くないです。
仕事で利用しているOneNoteは、何でもかんでも保存しているため、とても容量を食います。
特に、操作手順を画像で詳細に残していたりしますので、その画像容量が食います。

でも、いまだ軽快にOneNoteは動き続けていますので、OneNoteの限界に向けてひたすらに書き続けていこうと思います。

まだまだいける、OneNote

以上、たろいもでした。