むじゃき

なんでもかんでもアウトプット 一日一新 抽象化する思考

お金と時間の関係性、ふと思う

ふと思うことを書きながら整え、アウトプットします。

ふと思う

ミッションステートメントをメンテナンスしながら、気付いたことがあります。

私がお金を稼ぐ理由のひとつに、時間を節約するためと考えているようでした。
他人事なのは、自分でも出てきた言葉に矛盾のような居心地の悪さを感じているからかもしれません。

ふむ?
では、今、私はどうやってお金を稼いでいるだろうか。
それは、時間を使って仕事をし、お金をもらっています。

ふむふむ?

要約すると、
時間を節約するためのお金を、時間を消費してもらっています。

違和感があるにもかかわらず、どこから手をつけていいのかわからない言葉ですね。
一度言葉を要約前の状態にして、具体例を交えて整理してみます。

時間を節約するためのお金とは

  • 遠くへ歩くよりも時間のかからない電車やタクシーを使うためのお金
  • お店に取りに行くよりも時間のかからない配達やコンビニ受け取りを使うためのお金
  • 自分でご飯を作るよりも時間のかからない外食や宅配を使うためのお金

具体例から考えてみると、
自分で行う手間という時間を省くために、誰かに依頼することでお金が必要となります。

お金をもらうための時間とは

  • 電車やタクシーを運転する時間を消費することで、送料というお金をもらう
  • 配達やコンビニバイトをする時間を消費することで、給料というお金をもらう
  • 食事を料理する時間を消費することで、食事代というお金をもらう

具体例から考えてみると、
自分の時間を消費して、その対価としてお金をもらう形になります。

なるほど。
何かひとつ見えてきた気がします。

自分の時間、他人の時間

具体例を通して考えてみることで、先ほどの単語で抜けていた観点がわかりました。

時間を節約するためのお金を時間を使ってもらっています。

その観点とは、
節約されるのは誰の時間か、消費されるのは誰の時間か

その観点を考慮して、言葉を書き換えてみます。

自分の時間を節約するためにお金を使い、誰かの時間を消費する
誰かの時間を節約するためにお金を使い、自分の時間を消費する

つまり、お金というのは、自分の時間と他人の時間との間を取り持つものだったようです。
しかし、この文章を図解してみると、また違った関係性が明らかになりました。

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なるほどなるほど。

時間を節約する、ということは、自分の時間が増えるということです。
そして、その分だけ誰かの時間が消費されています。
つまり、お金を使うことで、誰かの時間をもらって、自分の時間に追加しているということも言えそうです。

自分の中で、お金に対する価値観が変わりそうな気がします。

まとめ

お金は、誰かの時間をもらうためにある。
自分の時間は、お金をもらうためにある。

そう考えると、
時は金なり、ということわざの意味が良く理解できます。

この考え方は、個人的には経済について考えるときにも通じそうな考え方かもしれません。

投資とは、消費した自分の時間によって得たお金よりも多い誰かの時間をもらえたこと
浪費とは、消費した自分の時間によって得たお金よりも少ない誰かの時間をもらえたこと

またひとつ、すっきりしました。

以上、たろいもでした。