パンデミック・サバイバル攻略メモ 猛毒株チャレンジ編
引き続き、パンデミック・サバイバルの攻略メモをアウトプットします。
猛毒株チャレンジをやりすぎているので、通常のエピデミックでどうプレイしていいか悩みそうです。
アウトプットしてみると、猛毒株チャレンジの組み合わせを練習していないことに気付き、今後の練習の方向性がわかりました。
猛毒株チャレンジとは?
病原体に与えられる固有の特殊能力が書かれたエピデミックカードを用いて戦うものです。
猛毒株チャレンジの基本方針
通常のエピデミックカードに加えて、病原体が有利になる特殊能力が書かれています。
単純に考えれば、通常の戦いよりも厳しい戦いになることが考えられます。
個人的な経験から言えば、猛毒株のアウトブレイクが1回でも起きると、ゲームのクリア成功は難しいです。
※日本選手権本選では、治療薬3個/アウトブレイク0回の時に起きた、猛毒株のアウトブレイク1回ですべてが狂い始めました。
猛毒株チャレンジは、どんなプレイスタイルだろうと、アウトブレイク予防が第一だと考えています。
猛毒株チャレンジで求められる方針は、基本と変わらず、スプリントスタイルとセーフティースタイルの2種類ですが、より具体的な方針が求められると考えています。
スプリントスタイル
猛毒株に設定された病原体の治療薬をいち早く開発することが求められます。
正直、治療薬を開発する順番を変える必要があるときもあるくらいです。
その理由については、「複雑な分子構造」の影響を避けるためです。
猛毒株の治療薬開発で都市カードが1枚多く必要となる、このエピデミックは、猛毒株チャレンジの中でも攻略する難易度が高いと考えています。
たった1枚の都市カードですが、治療薬の開発が3ターンくらい遅れてしまいます。
その結果、他の都市カードを捨てたりすることになり、他の治療薬の開発も連鎖的に遅くなってしまいます。
セーフティースタイル
猛毒株のアウトブレイクは確実に防ぐ必要があります。
猛毒株のある地域では、誰か1人がずっと貼りついているくらいの治療する意識が必要かもしれません。
その理由については、アウトブレイクによる「政治の干渉」、「数えきれない人口」の影響を避けるためです。
アウトブレイクで散らばった猛毒株の病原体は、治療の優先順位も低いため、1個残った状態であることが多いです。
しかし、猛毒株の病原体は、1個ある状態でもとても影響があります。
そのまま放置しておくと、どんどん移動しづらくなったり、病原体のコマがなくなったりします。
もし、猛毒株のアウトブレイクを許してしまった場合は、アウトブレイクで散らばった病原体も治療することを考慮する必要があると考えています。
猛毒株への個別対策
なお、猛毒株エピデミックの能力条文は、パンデミックのAndroidアプリで使われている表記を引用しました。
持続性効果
感染の処理中、猛毒株の病原体の都市を引いたとき、その都市に猛毒株の病原体が1個もない場合、猛毒株の病原体が2個置かれる(1個以上ある場合、通常通り1個置かれる)。 この病原体の配置は、エピデミックやアウトブレイクに影響を与えない。
<対策>
猛毒株のウィルス駒を1個残しにする
新しく病原体の置かれる都市や治療を完全に施した都市に置かれるとき、病原体が2個置かれます。
この能力自体はそこまで強力ではありません。
なぜなら、どちらの場合もサプライにある病原体の数が多い場合があるからです。
たくさんの病原体が置かれることはたしかに強力ですが、状況的にはそこまで厳しくなる印象はありません。
「数えきれない人口」の対策と真反対ですね。。
複雑な分子構造
猛毒株の病原体の治療薬がまだ発見されていない場合、治療薬の発見のために必要なカードの枚数が1枚増える。発見済みの場合、この効果は無視する。
<対策>
猛毒株の治療薬は、なるべく最速で開発する
最速で作る前に、複雑な分子構造が出た場合、猛毒株の治療薬は最遅で開発する可能性を考える
個人的には、もっとも嫌なエピデミックです。
あえて1枚目のエピデミックを作為的に「複雑な分子構造」にして練習し続けたくらい、嫌です。
猛毒株の治療薬が開発された後に「複雑な分子構造」が出た場合は、何も影響ありません。通常のエピデミックです。
しかし、猛毒株の治療薬が開発される前に「複雑な分子構造」が出た場合は、とても面倒なことになります。
治療薬開発専門の役職がいない場合、都市カード6枚での治療薬開発となります。
手札の上限が7枚の中、そのほとんどを使って猛毒株の都市カードを用意するのは、かなり難しいです。
そこで、私たちが考えた対策は、「猛毒株の治療薬開発を後回しにする」です。
最低でも、猛毒株以外の治療薬を2つ以上開発し終えたあとに、猛毒株の治療薬開発に向かいます。
この対策によって、序盤、手札の圧迫を防げ、猛毒株の都市カードを調査基地にできるようにもなり、終盤、猛毒株以外の都市カードを移動手段として使いきるようにできます。
政治の干渉
猛毒株の病原体がある都市から離れるためには、そのターン、先にその都市にある猛毒株の病原体1個以上を治療しなければならない。
<対策>
調査基地は、猛毒株の病原体があるところになるべく作らない
猛毒株の治療薬は、なるべく最速で開発する
いつ出てきても嫌なエピデミックです。
猛毒株の病原体が都市にある場合、移動する前に必ず「治療アクション」を行う必要があります。
防疫の専門家、移動診療所は「病原体を取りのぞく」です。
ここの違いには注意してください。
※ 2017/10/13:移動診療所は「治療」にあたるとのご指摘がありました。英語原文と日本語ルールを確認して表記を修正する予定です。
「政治の干渉」があるだけで、ゲームのクリアは段違いに難しくなります。
猛毒株を根絶していない限り影響を受けるため、影響力がとても高いです。
調査基地の移動を有効に使うために、猛毒株の病原体が現れる都市に調査基地を作成しないようにすることを個人的に考えています。
速度効果
感染の処理のときに、猛毒株の病原体のカードが1枚以上引かれた場合、感染カードは現在の感染率よりも1枚多く引かれる。
<対策>
祈る
影響力が大きいですが、こればっかりは対策のしようがありません。
パンデミックの神にでも祈りましょう。
危険な連鎖
<対策>
猛毒株は、絶対にアウトブレイクさせない
猛毒株のアウトブレイクをさえなければ、特に影響はありません。
もし、この能力の影響を受けている場合は、プレイスタイルに何か問題があったのではないか、と思うようにしています。
見落とし
このカードの度合いの増加ステップの前、猛毒株の病原体の治療薬が根絶されているが、感染カードのス手札に猛毒株の色の都市が1枚以上ある場合、根絶のビンのアイコンが治療薬発見済みに変わり、捨て札になるその色の都市それぞれに、猛毒株の病原体が1個ずつ配置される。そうでない場合はこの効果を無視する。
<対策>
猛毒株は、根絶しない
正直、通常のエピデミックだと考えています。
根絶するメリットは、確かにありますが、猛毒株を認定するときの条件(病原体が一番多い色)というのを考えると、まず根絶は難しいです。
日本選手権本選では、狙って猛毒株を根絶していたチームもありましたので、どこかで一度検証してみたいです。
許されぬ損失
このカードの度合いの増加ステップの前、サプライから使用していない猛毒株の病原体が4個を取りのぞかれる。サプライの残り香4個未満の場合、すべてが取り除かれる。
<対策>
猛毒株は、治療を多めにしよう
サプライに用意されている病原体は、24個です。
それが20個に減ります。
また、もともと猛毒株に認定されている時点で10個近くの病原体がボード上にあると思います。
さらにエピデミックの処理によって、猛毒株の病原体は出やすくなっています。
そして、アウトブレイクが1度発生すると、約4個がばらまかれます。
・・・20個なんてすぐなくなります。
治療を頑張りましょう!
数えきれない人口
このカードの度合いの増加ステップの前、猛毒株の病原体がちょうど1個ずつある各都市に、猛毒株の病原体が1個ずつ追加される (他の色の病原体は無視する)
<対策> できれば、ウィルス駒1個の都市を減らす
中途半端に治療している都市が、いきなり病原体が2個になります。
個人的な経験から良くあるのは、1つの都市を挟んで隣り合う病原体3個の都市、それらに挟まれた都市の病原体が1個のパターンです。
※挟まれた都市の病原体が1個であれば、1つの都市を挟んで隣り合う病原体3個の都市が両方アウトブレイクしても、連鎖アウトブレイクにはなりません。
ひらりとうまく躱していたつもりが、「数えきれない人工」のせいで、いきなりアウトブレイク祭りになる可能性があります。
「持続性効果」の対策と真逆ですね。。
以上、たろいもでした。