ゲームマーケットに行ってきました、2日間両方
ゲームマーケット2017秋 に遊びに行きました。
感想と共に個人的に2日間開催のメリットとデメリットを考えてみましたので、ざっくりとアウトプットします。
個人的な感想
今、思えば、ボードゲーム関連の国内イベントで、2日間連続開催を行ったものは他にないのではないでしょうか。
当初から実験的、挑戦的な試みでしたが、参加者としてはとても楽しかったです。
1日開催だったのなら、行く時間がない、行くタイミングがないという理由で敬遠していたマジック・ザ・ギャザリングのブースも2日目に楽しむことができました。
わーい。
ボードゲームを始めるきっかけは、マジック・ザ・ギャザリングを続けるには費用がかかりすぎる! という思いからです。
結果的には、ボードゲームの方が費用かかっているのは気のせいではありません。。
ファンタジーをテーマとしたボードゲーム・カードゲームが多い印象を受けました。
1個前のゲームマーケットでは、8Bitや忍者が多かった印象です。
あと、ゆるキャラはかわいい。
2日間開催するメリット
個人的に感じたメリットは3つです。
試遊するぞ欲の高まり
2日間通して、試遊にもわりと積極的に参加しようという気持ちがありました。
おそらく、明日もあるから今日回れなくても明日回れば良い、といった1日目の心の余裕があるからかもしれません。
急いで会場すべてを見る必要がなくなった気がします。
とりあえず遊んでみようか、というモチベーションアップは、出展者としてはとても嬉しいことだと思います。(過去に出展者として体験卓を回した経験があります)
受け入れられる出展者、参加者の増加
先日、来場者数の発表がありました。
これは、今まで通り、チケットの販売部数だと思われますので、実際の参加者とは異なるかもしません。
火を見るより明らかですが、参加者が約1.4倍に増加しています。
現在、ボードゲームは各メディアなどで取り上げられ、認知度が高まってきていると考えています。
そのため、来場者数の増加はある程度予測はできたのかもしれません。
そこで、ゲームマーケット側の対策として、
- 会場を大きくする (1日間)
- 会場を2つにする (2日間)
を考慮し、運営の状況を鑑みて、初の2日間開催を実施したのだと思います。
結果論ではありますが、月に1、2度はメディアに取り上げられるようになってきたこのタイミングでの2日間開催は英断、と感じています。
買い逃しを避けられる
1日目が終わり、帰路につく頃、なんとなくTwitterで戦利品(今回のゲームマーケットで購入した新作などを指す言葉)報告を眺めていてふと気づきました。
あ、ダレカラダイス(スタートプレイヤーを決めるダイス)を買ってない!
いつもなら、しまったー!と天を仰ぐ瞬間ですが、ふと我に返り、あ、明日もゲームマーケットある。
安心しました。
また、戦利品報告の中で気になるボードゲームもいくつか見つかり、2日目に確認しようと思いました。
このように2日間開催によって、1日目に話題になったボードゲームをチェックしに行くことができるという、新しいボドゲ購入の流れが生まれました。
2日間開催するデメリット
個人的に感じたデメリットは2つです。
2種類のチケット、別売りのパンフレット
正直びっくりしたのは、2種類のチケットがあったことです。
いわゆる初日用のチケットと2日用のチケットでした。
確かに2日間開催になったことによって、運営の負担や会場費などの問題で、コストがかさみそうとは思っていましたが、両日単独のチケットを発売したのは、何か意図がありそうだなと感じました。
個人的には、2種類のチケットにすることで、来場者数をきちんと把握したかったのだろうと考えています。
参加者視点だけで言えば、両日共通のチケットが欲しかったなと。
チケットを2種類にしたことによって、両日通して参加をしようと思っていた人が初日だけで良い、と考えを改めてしまったのではないか、と少し危惧しています。
他の東京ビックサイトでの催しでは、チケットの種類はどんな感じなのでしょうか。
2日目に足を運ぶ理由
ゲーマー視点だけで言えば、1日目の朝に並んで目当てのボードゲームを購入したら、ゲームマーケットへの参加意義は8割がた達成したといっても過言ではないかもしれません。
そのため、2日目に子どもゲームスペースやTRPG体験などのブースを持ってきたのは、1日目はゲーマー、2日目はファミリーという運営側のれっきとした意図を感じました。
※たしか、出展時の注意事項にそのような旨の記載があったような・・・
この点においては、まだ2日目開催が初めてであることを鑑みて、デメリットにするかどうか悩みましたが、実際、来場者数が2日目の方が減っていたということがありましたので、デメリットとして考えてみました。
あと、残念と言えば、2日目の目玉イベントのひとつであろうゲームマーケット大賞の発表ステージが奥まった場所にあり、やけにこじんまりとした印象を受けたことです。
ゲームマーケット大賞ってもっと大きな試みだと思っていたのですが・・・ゲームデザイナーのモチベーションに繋がるような施策になったら良いなと思いました。
まとめ
純粋に。 18500人ってすごい数字ですね。 浅草都産貿で年1回開催の時から知っている身としては、大きなイベントになったなーと。 みんな、ボードゲームが好きなんだなーと。
とりあえず、個人的に、今はボードゲーム製作へのモチベーションが高くなる時期ですので、思いつくアイデアを片っ端からメモしています。 またゲームマーケットに出展してみたいものです。
以上、たろいもでした。