むじゃき

なんでもかんでもアウトプット 一日一新 抽象化する思考

ボードゲームの小分け袋について書いてみた。

ボードゲームを買ったあと、必ずすることがある。
それは、ボードゲームコンポーネントを小分け袋に入れる。
ふと。
何で小分け袋に入れているんだろう、と。
相変わらず、妙なところに疑問を持つ。
今回は、小分け袋についてあれこれアウトプットしてみる。

コンポーネントを小分け袋に入れる理由

まず疑問に対する個人的な回答を3つ書いてみる。

散らばらないように

最近のボードゲームであれば、箱の中にプラスチックで区切られたスペースがあるものが多い。
コンポーネントをそこに収納しておけば大丈夫と思われがちだが、このスペースを活用するにはひとつ問題がある。

それは、ボードゲームの収納方法である。

ボードゲームを箱にしまい、ボードゲームを片付けようとする。
そして、あなたはどの向きでボードゲームを収納するだろうか。
面積の広い方を下にして縦に積み上げるように収納するのか(縦置き)。
もしくは、面積の狭い方を下にして横に並べるように収納するのか(横置き)。

ただ単にコンポーネントをスペースに入れたとき、縦置きであればコンポーネントが箱の中で散らばらずそのまま次回も遊ぶことができる。
しかし、横置きで収納している場合、スペースからコンポーネントがこぼれてしまい、次回遊ぶときに手間がかかる。

この手間を省くために、コンポーネントを小分け袋に入れておく。
とくにカード・タイル類を小分け袋に入れると、散らばらない効果を実感できる。

初期設定の確保

いくつかのボードゲームでは、ゲーム開始時点で決められたコンポーネントをプレイヤーに配らなければいけないものがある。
たとえば、プレイヤーマーカーとワーカー駒に初期タイル・カードなど。
毎回ゲームが始まるたびに配るのもいいが、久しぶり遊んだゲームだと、初期設定を確認するのに手間がかかる。

その確認作業を省くために、プレイヤーに配る初期設定を小分け袋に入れておく。

コンポーネントの保存

ボードゲームは使い捨てではなく、何度も遊べるものだ。
何度も遊ぶためには、ボードゲームの状態を良い状態にキープする必要がある。
小分け袋に入れなくても良い状態をキープすることができるかもしれない。
だけど、ボードゲームを持ち運ぶときに小分け袋に入れていなければ、コンポーネントは散り散りになり、至るところを箱のどこかにぶつける。
特にボードからくりぬいた駒は意外と傷つきやすくもろい。

その持ち運びによる劣化を防ぐために、コンポーネントを小分け袋に入れておく。

小分け袋についてあれこれ

小分け袋は100円均一ショップなどの文房具売り場もしくは料理道具売り場で購入することができる。
小分け袋のサイズについては、薬を入れるようなサイズからはがきサイズ以上のものを入れるものまで豊富にある。
どれもボードゲームコンポーネントを入れるのに使えるが、そんな小分け袋の種類には、大きく分けて2つある。

  • 縦入れ式
    一般的な小分け袋
  • 横入れ式
    今のところ、CanDoで取り扱っているのを見たことがある。

それぞれの利点をボードゲームコンポーネントを入れるという視点で簡単に書いてみる。

縦入れ

木駒やボードからくりぬいた駒などの小さいものを入れるのに適している。
縦入れは出入り口が狭く袋の底までが長いため、閉じ忘れたとしても駒が遊びすぎることがない。

横入れ

カードやタイルなどの大きいものを入れるのに適している。
横入れは出入り口が広く袋の底までが短いため、カードやタイルを取り出しやすく、また入れやすい。

小分け袋の欠点とその改善

改めていえば、小分け袋はボードゲームを遊ぶときの手間を減らすのが目的である。
だが、そんな小分け袋にもある欠点がある。
それは、片付けるときに手間がかかるというものだ。
おそらく誰しも体験したことがあるだろう。

「この小分け袋に何が入っていた?」

そう、小分け袋はコンポーネントを出してしまうと、見分けがつかず、何がどう入っていたのかがわからなくなってしまうのだ。
とりあえず、適当にコンポーネントを小分け袋に入れてみるが、何故か小分け袋が余ったり、少なかったりする。
特にボードゲームを持ち寄って遊ぶボードゲーム会ではよくある光景で、ボードゲームを持ち寄った人は家に帰ってまた小分け袋を分けたりしたりしているとか。

そんな作業は少しだけ寂しいものである。。

どうしてこうなった、小分け袋に入れなければこんなことにはならなかった、と思うのも無理はない。
しかし、この欠点は結構簡単に解消することができる。

それは、「小分け袋に内容物を書いてしまう」ということだ。

以下、私が実際に行っている例をあげてみる。

紙に内容物を書き、それを小分け袋に貼る

一番早い方法は小分け袋に直接書いてしまえばいいが、100円均一ショップで買った小分け袋だとマーカーで書く場所が用意されていなかったり、書いた文字が消えてしまうことがあった。
そこで、紙に書いてそれをセロハンテープで貼り付ける方法を行った。
何を入れ、それが何個あるのかわかるように書く。
すると、遊ばれたあともその通りに片付けられていることも多く、効果を感じた。
さらに個数を書いていることで、不足分にすぐ気付くことができた。

コンポーネントのマークを印刷し、それを小分け袋に貼る

紙に書く案は良かったが、ボードゲームの雰囲気に合わないと感じていた。
ならばと考え付いたのが、コンポーネントのマークをスキャナーで取り込み、それを印刷し、小分け袋に貼るという方法。
個数がわからなくても問題がないのであれば、こちらの方法もあり。

まとめ

小分け袋に内容物を書くという方法は、すべてのボードゲームにする必要はなく、遊ぶ回数の多いものに試してみてもらいたい。
片付けるときにボードゲームの持ち主が入れば、そんなことをする必要はないのかもしれないが、意外と小分け袋に入れるのは手間がかかる。
しかし、私は片付ける手間よりも遊び始めるときの手間を減らしたい。
遊び始めは好奇心を満たすために早く、片付けるときは感想をいいながら遅く。
ボードゲームの面白さを伝える方法のひとつに、ボードゲームをどうやって遊び始めやすくするのか、という視点もあるのかもしれない。

ブログ後記

まさか小分け袋でこんなにアウトプットできると思っていなかった。
書き出してみると、意外とかけてしまった。
ふむ。

ボードゲームをどうやって遊び始めやすくするのか。
考えるのが楽しそうなテーマであるので、考えてみよう。

以上、たろいもでした。