今週の好奇心:Office Sway
日々ニュースを追う中で、ふと気になる記事を見つけた。
それは、自分がボードゲーム会のレポートを書くときに使っていた「Office Sway」というサービスがベータ版を終え、一般に公開されるようになった、というものだった。
今回は、そんなOffice Swayについてアウトプットしてみる。
Office Sway とは?
Swayを使って、ユーザーはメディアリッチでインタラクティブなWebベースのプレゼンテーションをデザイン・作成・共有できる。モバイル機器やネットとの親和性が高く、PCやモバイル機器内のコンテンツのほか、オンラインストレージOneDrive内のコンテンツ、さらにFacebook、Twitter、YouTube、Flickrなどからもタップやクリック、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でコンテンツを追加できる。それらを内蔵のデザインエンジンが分析し、自動的に見栄えの良いレイアウトに整える。MicrosoftはSwayをプレゼンテーションアプリではなく、デジタルストーリーテリング・アプリと表現している。
要するに、プレゼン資料のようなものがブラウザ上で簡単に作成・共有できるサービス。
写真と文章などあれば、デザインはサービス側でなんとかしてくれる。
使い方は以下のサイトが参考になります。
Office Sway の利点
利点を2つあげてみる。
OneDrive連携による作りやすさ
Office Sway はMicrosoftのサービスであるため、Microsoftのその他のサービスと連携している。
特にOneDriveと連携しているため、以下のような流れで簡単にボードゲームレポートを作成することができる。
- OneDriveで写真バックアップを有効化する
- スマートフォンで写真を撮る
- スマートフォンからOneDriveに写真がバックアップ(コピー)される
- Office Sway のサイトにアクセスする (OneDriveと同じアカウントを使用
- 写真を使うときにOneDriveを選び、ドラッグ&ドロップ
- ひとことメモを書く
- デザインを選ぶ
- 完成!
Office 365 Soloに加入している場合だと、OneDriveの容量がほぼ無制限!
さらにWord,Excel,PowerPointも使える!
(Microsoftの回し者みたいになってしまった
ブログなどに埋め込み、共有ができる
作成したレポートは、Docs.comという共有専用サイトでも共有できるが、他のサイトに埋め込んで表示させることができる。
読み込み速度の問題はあるものの、写真を貼り付けて縦長になってしまうよりかは、表示されるスペースの中でスクロールできる方が、見る人にとってスマートである。
Office Sway の欠点
欠点を2つあげてみる。
レイアウトの微調整が利かない
デザインが自動で提供されるため、ちょっとした調整ができなかったり、構成自体を変更するようになってしまうことがある。
これは、まだベータ版だったときの印象であり、製品版ではどう変化したのかをまだ確認していないため、はっきりとは言い切れない。
しかし、すでにグリッド表示がベータ版のときよりも小さく表示されているような・・・・・・。
ま、簡単さが重要なのでこのサービスを使うときはあまりデザインを気にしない、ということを意識する必要があるかも。
フォントの自由度が低い
フォントが決まったものしか使用できない。
数字・アルファベット・日本語のフォント組み合わせで1セットであり、どれかを個別に変更することができなさそうである。
これもまた気にしたら負け、もしくはOffice Swayを使わずPowerPointを使えとのことなのだろう。
実際に使ってみたのはこちら
まとめ
待ってました! という気持ちが強かったため、個人的には嬉しいニュースであった。
不満といえば、まだAndroid版のOffice Sway アプリがないので、そこくらい。
ボードゲームのレポートを作るのには、今もっとも適したサービスだと感じている。
ブログ後記
写真や動画で共有するのは当たり前になってきていて、今度はそれをどう加工して共有するのかという話にどんどんなっていくのかもしれない。
プリクラやアルバムのようなノウハウをいかに簡単に使えるようになるのか。
でも、目が大きくなるとかは・・・・・・遠慮したいな。。
以上、たろいもでした。