頭が良いと頭の回転が速いの違いとは、ふと思う
ふと思う。
頭が良い人と、頭の回転が速い人は何が違うのだろうか、と。
いつも通り具体例を挙げて、それに対する考えをアウトプットします。
頭が良い人とは?
01.知識が豊富である
02.高い情報処理能力がある
03.物事を数字で表現する
04.コミュニケーション能力が優れている
05.明確なゴールをもつ思考
06.基本・基礎を大切にしている
07.プラス思考である
08.優先順位をつけるのが上手い
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[明確なゴールを持つ思考]が2つある。。。
01.頭の良い人は明確に自分の考えを人に伝えることができます。しかもそれを自然と簡単にやってのけます。
02.頭の良い人の思考は膨大な範囲を駆け巡っても、最初に考えていた思考に戻ることができます。例えば1つのカテゴリーに集中して考えた後、次に広いカテゴリーに適切に分類します。それから再び細部に戻ったり、さらに大きなアイデアに移行したり、会話に応じてどこにでもアイディアの焦点を合わせられます。
03.頭の良い人は文法的に正しい話し方をします。話すときは、「えーと(you know)」、「~みたいな(like)」、「私の言いたいことわかります?(know what I mean?)」といった無意味な挿入句も「etc.」や「等々」のような省略表現も使いません。
04.新しい状況に直面すると、手つかずになっている問題の核心を効果的に突く質問をします。
05.頭の良い人が問題に深く踏み込んで認識し、それが明確にわかるような発言をすることは珍しいことではありません。そのとき周囲の理解を得られなくても、ずっと後になってその洞察力が明らかになります。
06.頭の良い人は、自身のアイデア、小さな言葉のやり取り、質問の仕方などで常に人に驚きを与えます。その知性の原動力が何であれ、枠に捕らわれることがない発言が多いので普通の人にとっては予測不能な瞬間にいたることもあります。
07.知的な人には普通の人から見てつかみどころのない点が必ずあります。そのせいで何を考えているか良くわからない印象を与えます。
ざっくりとまとめると、
頭の良い人は、知識が語彙力が豊富であるがゆえに、明確に自分の考えを人に伝えることができると言えそうです。
この「明確」という表現の中には、物事を数字で表現したり、誰にでも伝えるコミュニケーション能力があることも前提となっています。
また、「自分の考え」という表現の中には、問題に対する課題やゴールなども含むことができます。
なるほど。
一言で言えば、
頭の良い人は、自分の考えを他人に対して伝えるのが上手な人。
頭の回転が速い人とは?
01.早口で話がどんどん展開していく
02.相手の言いたいことがすぐに理解できる
03.頭の回転が速くすぐに話をまとめたがる
04.知識をひけらかさない
05.決断が早い
06.効率的に仕事をこなす
07.はじめての場所でも人間関係を瞬時に見抜ける
08.記憶力が高く昔のこともよく覚えている
09.好奇心が豊かで「どうして」「なぜ」が口癖
01.早口で話したり話の展開が速い
02.つい人の話をまとめたくなってしまう
03.人の言いたいことをすぐに理解できる
04.知識があることをおおっぴらにしない
05.なにごとにおいても決断がはやい
06.仕事もプライベートも要領よくこなす
07.仕事をするときのペースも速い
08.人間関係を瞬時に見抜くことができる
09.記憶力がよく昔のことも覚えている
10.好奇心が旺盛でなにごとにもWHYではじまる
ざっくりとまとめると、
頭の回転が速い人は、早口であり、決断・作業も早いようです。
これは、自分の考えを取りまとめるのが速く、その速度感から「速い」と表現されているのかもしれません。
なるほど。
一言で言えば、
頭の良い人は、自分の考えを自分の中でまとめるのが上手な人。
頭が良い人と頭の回転が速い人を図解してみた。
図解してみて2つの相関のことに気付きました。
主観と客観
「頭が良い」は、客観的評価
「頭の回転が速い」は、主観的評価
基本的に、人のする評価というのは相対的、つまり、誰かと比べたものが多いと考えています。
そして、主観的評価と客観的評価は、誰がそれに対して評価を決めるのか、という視点が加わったものとここでは、個人的にですが、定義します。
「頭が良い」というのは自分の考えを他人に対して伝えるのが上手な人であるため、他人が受け取ることで、それの上手下手というのを評価することができます。
そのため、「頭が良い」というのは、他人からの評価、客観的評価であると考えられます。
また、「頭の回転が速い」というのは自分の考えを自分の中でまとめるのが上手な人であるため、自分の中でしかそれを評価することができません。
もし、他人から「頭の回転が速い」と評価されるとしたら、それは他人に対して自分の考えを伝えるのが上手ともいえるので、「頭が良い」という評価と同じになります。
一言で言えば、
「頭が良い」という評価は、他人を中心として自分と比べた時の他人の評価となります。
「頭の回転が速い」という評価は、自分を中心として他人を比べた時の自分の評価となります。
道具と方法
「頭が良い」は方法が良い
「頭の回転が速い」は道具が良い
「頭が良い」というのは、「頭」という道具を使って目的を達成するのが上手ということだと考えられます。
また、「頭の回転が速い」というのは、「頭」という道具の性能が良く、自分の考えをまとめる速度は速いということだと考えられます。
これは、パソコンに例えると、
「頭が良い」というのは、パソコンで資料を作るのが上手という状態です。
「頭の回転が速い」というのは、パソコンのスペックが良く、処理速度も速いという状態です。
まとめ
「頭が良い」と「頭の回転が速い」
どちらも同じような表現でしたが、その立ち位置は意外と対照的でした。
そして、道具と方法の観点から考えてみると、「頭が良い」人には、訓練次第では誰にでも成れる可能性がありますね。
道具の性能は、生まれ持ったもの(才能)であるため、その底上げは難しいかもしれません。
しかし、道具の方法であれば、創意工夫する余地がありますので、使い方さえ覚えれば道具の性能以上の結果を得ることができそうです。
なるほど。
頭の回転は速いけど、頭が良くない人は一番もったいないですね。
頭を良くしたいものです。
以上、たろいもでした。